皆川雅身 アート ギャラリー Gallery
第1回皆川雅身油彩画展(4)
東欧 /トルコ風景画(大作)
モスタルの橋 ボスニア F100 ネレトバ川に沿ってサラエボに向かう途中にモスタルの町がある。ユーゴの内戦で、歴史ある橋が爆破された。戦後平和の象徴として再建され、世界中に知られることとなり、多くの観光客が訪れる。今だに、爆撃跡の残る建物が至る所に見られた。 2010年制作 |
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コトルの街 モンテネグロ F100 バルカン半島の中央、アドリア海に面した小国モンテネグロ。複雑に入りこんだ入り江の奥にある中世の城塞都市コトル。オスマントルコの侵略を防ぐため、背後の切立った岩山の斜面にも城壁が連なる。見下ろす町並みは赤い瓦の屋根が広がっていた。 2008年制作 |
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ウチヒサール遠望 トルコ F100 トルコの中央部アナトリア平原にあるカッパドキアには、気が遠くなるような長い年月をかけて大自然が生み出した神秘の奇岩群が広がる。ウチヒサールは、蜂の巣のような穴のあいた岩山のまわりに、無数の住居が集まっている。 1998年制作 |
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夕暮れ時のカイセリ トルコ F100 アナトリア(小アジア)の中央に位置する商都カイセリ。旧市街にはカイセリ城塞があり、城壁の門をくぐりぬけるとバザールが広がる。広場から見たジャミイ(モスク)の先に万年雪を戴いたエルジエス山(3916m)が夕日をあびてそびえていた。 2012年制作 |
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千の窓の街ベラート アルバニア F100 バルカン半島のアルバニアは、鎖国状態が続きベールに包まれた国のイメージが強い。しかし、首都ティラナではカラフルな色づかいの建物に驚き、人々も陽気で明るい。ベラートは、2500年の歴史をもつ。二階建ての白壁の家は、明かりとりのため二階の窓は均一の大きさで並んでいる。 2010年制作 |
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シナゴーグのある街 チェコ F80 モルダウ川に架かるカレル橋の先にそびえるプラハ城。「百塔の街」と言われる古都プラハ。戦前ユダヤ人の居住区だった所にユダヤ教の教会(シナゴーグ)がある。ホテルから早朝スケッチに出かけた。 1996年制作 |
東欧トルコ・ロシア風景画(小品)
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サフランボルの街※ トルコ F10 アンカラからイスタンブールに向かう途中に越える峠ボル。その山間の小さな盆地にある石積みと木組みと赤瓦の家並みの町サフランボル。かって交易路にあって繁栄した町の人々は、競って美しく大きな家を建てた。モスクやバザールのある中心部周辺の斜面に家々が広がっている。 2012年制作 |
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夕暮れのネムルト トルコ F6 ネムルト山(2150m)の山頂には、コンマゲネ王国のアンティオコス1世(在位BC69〜31)の陵墓があり、地震により転げ落ちた神々の像の頭部が地面にすえられていた。東より保存状態の良い「西のテラス」の像に夕日が当たる。大きな岩の上でしばし太陽が沈む様子を眺めていた。 2012年制作 |
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カレ城塞とスコピエの町※ マケドニア F8 マケドニアの首都スコピエ。独立してまだ新しい国である。丘の上にある城塞からトルコ風の旧市街を眺める。ヴァルダル川対岸の新市街には、アルバニア人マザー・テレサの生家跡地に博物館が建っていた。 2010年制作 |
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古都の白い修道院 ロシア F8 モスクワの北方、「黄金の環」と呼ばれる中世の雰気を残したロシアの古都郡。その中心がかってロシアの首都だったウラジミール。近郊のスズダリにもロシア正教会や修道院が点在している。 2004年制作 |
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ブレッド湖 ※ スロベニア F6 「アルプスの瞳」と称されるブレッド湖は、オーストリア、イタリアとの国境に近く、17世紀からリゾート地として有名。湖に浮かぶブレッド島には、バロック様式の教会が建っている。 2008年制作 |
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ヴェルニャチュカ・バーニャ セルビア F6 世界文化遺産のストウデニッツア修道院を観光後訪れたヴェルニャチュカ・バーニャは温泉の街。翌日の早朝ホテルの窓から木立の先に見慣れない形の建物が朝日をあびていた。 2010年制作 |